MeMe Design School 2012  授業風景

2012年度の授業の様子を、写真とともにダイジェストで振り返ります



基礎課程1 タイポグラフィとレイアウトの基礎|秋山伸+白井敬尚[全4回]
独自のタイポグラフィ哲学にもとづいたデザインを実践する秋山さんと白井さんを講師に迎え、初歩的な画面構成のトレーニングから、グリッドを用いたレイアウトや文字のスペーシングの実習まで、それぞれの方法論の紹介を交えて実践的に学びました。











基礎課程2 デザインで遊ぶ|寄藤文平+大原大次郎[全4回]
手遊びのうちにデザイン的思考の萌芽を探ることを目指す講座。瞬間的にスケッチする、架空の漢字を考える、言葉によるヒントをたよりに眼を閉じて絵を描くなど、身体的感覚や即興的な発想力を呼び覚ますワークショップを重ねていきました。最終授業では、全員の成果物をまとめた冊子づくりに取り組みました。











基礎課程3 日本文化のかたちを考える|山口信博+向井周太郎[全4回]
向井さんの著書『ふすま』を課題図書として、日本文化に見られる〈かたち〉の諸相を学ぶとともに、一枚の紙を展開させてかたちを生み出す課題に取り組みました。グリッドをベースに山折・谷折線がつけられた、山口さんオリジナルの素材を用いて立体を造形し、プレゼンテーションを行いました。









基礎課程4 錯視と色彩とデザインと|勝井三雄+佐藤隆夫[全4回]
最先端の視覚心理学とデザイン、双方の立場から錯視の実例を見ていく授業です。物の見え方の不思議をデザインに応用する可能性を追求するとともに、かたちと色彩の感覚を養うことが目標。色相対比、ルビンの壺、ロトレリーフなど、代表的な錯視の例を応用した作品づくりに取り組みました。









基礎課程5 デザインの心とかたち|有山達也+立花文穂[全4回]
授業のテーマは「愛を感じる瞬間」。白い紙を使って「愛」をテーマに造形したり、「愛」をイメージするものを集めてプレゼンテーションしたりと、自由にテーマをとらえ、表現します。試行錯誤を繰り返すなかで、かたちのないものにかたちを与えるプロセスを学んでいきました。











基礎課程6 イメージの奇想天外|祖父江慎+味岡伸太郎[全4回]
祖父江さん自らパートナー講師を指名する恒例の講座。2012年度は味岡伸太郎さんをお招きし、頭と身体をフルに使って文字を知る授業となりました。ふたりの講師が縦横無尽に語る、文字の歴史と運用の実際についてのレクチャー、筆と墨で文字を書くワークショップなど、盛りだくさんの内容。













専門課程1 デザインを知る、デザインを書く|室賀清徳[全3回]
自らの思考や感覚を言語化することを通じて、デザイナーが自分の頭で考え、行動していくための基礎体力を養うことを目標とする授業。『アイデア』編集長の室賀さんによるデザイン概史のレクチャーを踏まえ、それぞれに選んだテーマをリサーチし、ダイアグラムにまとめました。







専門課程2 タイポグラフィとグリッドシステム|鈴木一誌[全3回]
タイポグラフィとその基盤となるグリッドシステムを学ぶ授業。身近なもののグリッドを割り出す試みから、切り貼りで行う広告、書籍、辞書などのレイアウト演習まで、即興的に行う小さなワークショップの数々を通して、体感的にレイアウトの基本を身につけていきました。







専門課程3 身体の拡張とブックデザイン|ミルキィ・イソベ[全5回]
北原白秋の詩集『邪宗門』を題材とし、詩のことばが持つ特質を色、素材、量や大小などの見えるかたちに置き換えて表現する課題と、絵画をことばだけで再現する課題とに取り組みました。ことばを解釈し、伝えるというブックデザインの本質を再考する講義となりました。











専門課程4 デザインの問題について話そう|鈴木一誌+中垣信夫[全3回]
中垣は、社会とのつながりから仕事のやりがいまで、デザイナーの日常を取り巻く現実的な問題をテーマにしたディスカッションと、タイポグラフィの実践的な講義とを展開。鈴木さんは、協働してきた編集者の二宮隆洋さんの仕事について、戸田ツトムさんなどのゲストを交えて回顧しました。









専門課程5 電子書籍とペーパー本|松本弦人[全5回]
電子書籍と紙の本のメディア性の違いを、実践を通じて学ぶ授業。松本さんが展開する出版システム「BCCKS」を活用した本づくりに実際に取り組み、企画立案から、写真撮影、デザイン、色校を経て、フィニッシュに至るまで、プロセスごとにきめ細かな指導を受けました。









専門課程6 新ブックデザイン考 牛若丸の本を作ろう|松田行正+米澤敬[全5回]
松田さんの出版レーベル「牛若丸」流の書籍づくりを、印刷・製本、出版のシステム、編集術などのレクチャーを通して、立体的に学んでいく授業。並行して取り組んだパラパラマンガ制作の課題では、即興的なワークショップを経て、最終回に完成品を提出。個性的な成果物が揃いました。













共通講座1 紙の知識|株式会社竹尾+特種東海製紙株式会社
静岡県富士市の特種東海製紙工場と、紙のサンプルを集めた資料館の見学へ。貸し切りバスによるツアーを行いました。







共通講座2 「動き」の設計|木本圭子
コンピュータを駆使した数理的な手法の造形で知られる木本さんの制作プロセスを聞く講座。通常の教室を離れ、アップルストア銀座を会場に、大スクリーンで作品を味わいながらの講義となりました。





共通講座3 電子書籍 紙から電子へ|鈴木一誌+永原康史+仲俣暁生
電子書籍の黎明期から実践に取り組んできた講師陣を招き、日進月歩の技術と産業の新たなシステムにデザイナーはいかにして関わることができるのかというテーマのもと、おもな論点の整理を行う講義となりました。





共通講座4 マイスターの製本講座|青木英一[ドイツ製本マイスター]
ドイツ製本マイスター資格を有する青木英一さんの案内で、青木製本所八雲工場を見学しました。







共通講座5 日本のデザイン、西洋のデザイン|ヘルムート・シュミット+室賀清徳
日本を拠点とするオーストリア出身のタイポグラファーの足跡を、約40年にわたって行ってきた雑誌寄稿の数々をおもな手がかりとして振り返りました。









公開シンポジウム 地域におけるデザインとコミュニケーション|山崎亮+紫牟田伸子
年1回、一般の聴講者が参加できるシンポジウムを開催しています。2012年度は、地域の問題解決にデザインが果たし得る役割をテーマに、コミュニティ・デザイナーの山崎さんをお招きしました。地域コミュニティづくりの具体例からデザイナーのモチベーションまで、話題は多岐にわたり、生きることとデザインとの関わりを、さまざまなレベルから現在的に考えるシンポジウムとなりました。




















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