MeMe Design School 2013  授業風景

2013年度の授業の様子を、写真とともにダイジェストで振り返ります



デザインベーシックコース1 タイポグラフィとレイアウトの基礎|秋山伸+白井敬尚+高岡昌生[全4回]
秋山さんは実演を交え文字組の解説を行い、白井さんは活字組版の基礎やグリッドシステムについて講じました。高岡さんは欧文組版の基礎について話し、タイポグラフィと文字組について包括的に学ぶ講義となりました。後半は名刺のレイアウトや、見開きページのレイアウト課題を通して、文字のスペーシングや紙面レイアウトのトレーニングも行いました。











デザインベーシックコース2 写真と感性|川内倫子+大森克己[全4回]
写真家の川内倫子さんと大森克己さんを招き、写真集をつくることを通して、写真の見方や選び方、構成の手法などを学ぶ講義となりました。前半では、二人の作品集ではどのように写真を選び、構成されているのか解説されました。後半は受講生各自でテーマを決め、それに沿って本やネットから写真を集め、一冊の写真集をつくりました。









デザインベーシックコース3 デザインの問題を話そう|中垣信夫[全1回]
「デザインの仕事で大切なことは?」「日頃、仕事はどう進めているの?」など、中垣がデザインするうえで考えるべきことについて受講生に問いかけ、率直な意見交換をしました。デザインが社会で果たすべき役割は何か、合理的に仕事をするにはどうすればよいのかなど、ひとりひとりが自分自身の課題を再発見する講義となりました。









デザインベーシックコース4 ことばの身振り|向井周太郎+原研哉[全4回]
向井周太郎さんがコンクリートポエトリーなどを主題に「ことばの身振り」に対する考え方について話され、原研哉さんが向井さんのお話をもとに課題を組み立てました。課題では、短い音源が与えられ、各自がその音源にあわせて動画をつくりました。どのように表現すれば見る人に響くのか、受講生は講評をいただきながら試行錯誤しました。ことばのイメージの裏側を探る講義となりました。











デザインベーシックコース5 体験とリフレーミング|山崎和彦+鈴木康広[全4回]
物事の見方を変えることを「リフレーム」といいます。山崎さんと鈴木さんによる、考え方のリフレーミングを目指した体験型ワークショップ講義となりました。エクスペリエンスマップの作成や、身近なものを別の見方でとらえたスケッチ、パラパラマンガの制作など盛り沢山の内容。最終課題では、リフレーミングの手法を用いて「ギフト」をテーマに各自が自由にデザインし、プレゼンテーションを行いました。











デザインベーシックコース6 俳句にデザインを学ぶ|山口信博+相子智恵[全4回]
デザイナーの山口さんと、コピーライターで俳人の相子さんを講師に迎え、「俳句とデザイン」をテーマに授業が行われました。まずは雑誌の写真を用いて、イメージの取り合わせ、展開の広がりを学びました。次に班ごとに連句をつくり、さらに各自が俳句を詠みました。俳句と写真を組み合わせる課題にも取り組みました。デザインに欠かせない「ことば」がもつイメージの広がりを、俳句を通して体感しながら学ぶ授業となりました。









デザインベーシックコース7 アートディレクションの力 ポスターをつくろう|副田高行+安藤隆[全4回]
アートディレクターの副田さんと、コピーライターの安藤さんを迎え、広告制作とアートディレクションの持つ力について学びました。授業では毎回、与えられたテーマに沿ってポスターを作る課題に取り組みました。最後は一年のカリキュラムの締めくくりとして、「自分自身」をテーマにポスターを作り、プレゼンテーションを行いました。













ブックデザインコース1 タイポグラフィの基礎|中垣信夫[全3回]
欧文・和文のタイポグラフィの歴史、グリッドシステムの基礎、デザイナーとしての哲学までを中垣が講義しました。後半は、前半で学んだ事を活かしレイアウトのトレーニングをしました。一度受講生がつくってきたフライヤーを中垣がその場で修正していくという少人数制を活かした双方向的な講義で、レイアウトやスペーシングの技術を学びました。











ブックデザインコース2 デザインを知る、デザインを書く|室賀清徳[全3回]
『アイデア』誌編集長の室賀さんを講師に迎え、イメージの問題だけではなく、イメージと文字がどう組み合わさるか、さらに言葉そのものをどう扱うかや、編集作業そのものを考える講義を行いました。一連の作業を実際に自分で体験し、各自テーマを設けた冊子をつくることで、自分の頭で考え、調べ、行動するための力を養いました。アウトプットしたものに対してのプレゼンテーションを行うまでの講義となりました。











ブックデザインコース3 デザインからアートディレクションまで|有山達也[全5回]
撮影、取材、執筆と、一冊の冊子制作を通してアートディレクターの仕事の全体像を体験する講義となりました。講師であるデザイナーの有山さんに加えて特別ゲストの、編集者の岡戸絹枝さん、写真家の久家靖秀さんをお迎えしました。3名が普段の仕事を通して得た経験を伝え、受講生もその情熱に応えながら、「私の分岐点」をテーマに、約130頁の1つの冊子を作り上げました。











ブックデザインコース4 情報構造を可視化する|中野豪雄[全5回]
中野さんを講師に招き、目に見えない情報構造を可視化する「ダイアグラム」をテーマにした講義となりました。感情、気温、時間などの情報をある尺度に基づいて視覚化し、共有することを目標にしました。好きな本を1冊選び、その本の内容の適切な情報を抽出しダイアグラム化する過程を、制作を通して学びました。









ブックデザインコース5 マイスターの製本講座|青木英一[全2回]
ドイツで製本マイスターの資格を取得した青木さんを講師に招き、受講生が表紙をデザインし、既製の文庫本を上製本へと手作業でつくりかえました。適正な表紙・見返しの厚さや種類の選択など、手作業でつくったからこそ感じる伝統的な本づくりを学びました。本づくりやデザインについて、改めて考える講義となりました。











ブックデザインコース6 新ブックデザイン考 牛若丸の本を作ろう|松田行正+米澤敬[全5回]
こだわりが光る書籍を世に送り続ける松田さんと、工作舎編集長の米澤さんを共同講師に迎え、出版レーベル「牛若丸」流の書籍づくりを、印刷・製本、出版のシステム、編集術などのレクチャーを通して、立体的に学びました。並行して取り組んだパラパラマンガ制作の課題では、即興的なワークショップを経て、最終回に完成品を提出。個性的な成果物が揃いました。











ブックデザインコース7 イメージの奇想天外|祖父江慎[全2回]
乱丁を意図した製本、インクや紙材の意外な活用術など、祖父江さんのブックデザインは常識を覆すアイディアに満ちています。前半は、その自由なブックデザインの発想についてお話しいただきました。後半は、デザインに欠かせないフォントや文字について学びました。











共通講座1 和紙の未来を考える|永原康史+小川町和紙体験学習センター
和紙づくりで有名な埼玉県の小川町和紙体験学習センターにて、和紙の原料づくりを学ぶとともに、紙すき体験を行いました。また、和紙を含めた紙メディアの将来について永原さんが講義を行いました。







共通講座2 江戸のかたちを歩く|宮崎興二
幾何学図形について研究し、「かたち」に着目して東京の街を読み解く宮崎さん。雄弁な口調で数多くの神社や仏閣の例を解説し、かたちに思いを巡らせる講義となりました。





共通講座3 印刷の知識|凸版印刷株式会社
凸版印刷株式会社の工場を見学し、印刷の仕組みやオフセット・グラビア・活版それぞれの印刷方法の特長などを学びました。





共通講座4 ワークショップ 日中韓デザインの未来|金炅均
「青山ブックセンターのリデザイン」をテーマに班ごとにアイデアを出し合い、プレゼンテーションするワークショップ型の講義となりました。講評には、青山ブックセンターのスタッフにもご協力いただきました。金さんがデザインするうえで大切にしている「3間」や「3C」の考え方についての講義も行われました。



「3間」=人間・時間・空間、 「3C」=contents・context・communication






公開シンポジウム デザインのローカリティとは何か? ポーランド・グラフィックデザインの状況|ピョウトル・リプソン+アガタ・ノヴォトニィ+アガタ・シドオフスカ+室賀清徳+千原航
年1回、一般の方が参加できるシンポジウムを開催しています。2013年度は、デザイン誌『アイデア』と共同開催で、ポーランドのグラフィックデザインをテーマに行われました。ポーランドから3名のデザイン批評家をお招きし、『アイデア』編集長の室賀さん、グラフィックデザイナーの千原さんを交えて意見交換を行いました。なかなか知ることのできないポーランドグラフィックデザインの変遷と、現在のグラフィックデザイナーが抱える問題を知る貴重なシンポジウムとなりました。






















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